「家を建てたいけど、何から始めたらいいのか分からない…」
そんなふうに迷っていませんか?
家づくりは人生でも大きなイベント。でも調べ始めると、情報が多すぎて混乱してしまう方も多いのではないでしょうか。
展示場にいきなり行く前に、まず“どんな順番で進めていくのか”を知っておくだけで、後悔のリスクを大きく減らすことができます。
家づくりの流れには、こんなステップがあります👇
- ステップ1情報収集・自己分析
- ステップ2資金計画とライフプラン
- ステップ3土地探し
- ステップ4住宅会社選びと比較
- ステップ5展示場やモデルハウスの見学
- ステップ6プラン・見積り・契約
- ステップ7着工〜引き渡し
この7つのステップを整理して、わかりやすくご紹介します。
※この記事は、家づくり初心者の方が「次に何をすればいいか」を明確にできるようにまとめたナビゲーションガイドです。
詳細な手順や注意点を深掘りしたい方は、下記の関連記事をあわせてご覧ください👇
👉 初めての注文住宅購入ガイド!知っておきたい【基本ステップ7】
今回の記事を読むことで、自分が今どの段階にいるのか、そして次に何をすればいいのかが明確になります。
家づくりの流れってどうなってるの?初心者がまず知るべき全体像

後悔しない家づくりの第一歩は、「全体の流れを知ること」から!
家づくりは、なんとなく始めてしまうと…
- 途中で何を優先すべきかわからなくなる
- 営業トークに流されやすくなる
- 思ってた家と違う…と後悔する可能性も
まずは家づくりがどんな順番で進むのかを押さえることが、満足度の高い家づくりの土台になります。
🏡 家づくりの流れはこの7ステップ!
家づくりは以下のようなステップで進んでいきます👇
1.情報収集・自己分析
2.資金計画とライフプラン
3.土地探し
4.住宅会社選びと比較
5.展示場やモデルハウスの見学
6.プラン・見積り・契約
7.着工〜引き渡し

最初にこの流れを知っておくだけで、ブレない家づくりができる! 迷ったら“順番通りに戻る”のがコツ!
このあとのパートでは、それぞれのステップで何をすべきかをわかりやすく紹介していきます。
「今どの位置にいて、次に何をすればいいか」がスッキリわかるはずです✨
ステップ①|まずは情報収集と自己分析

家づくりの第一歩は「情報を集めること」と「自分たちの希望を整理すること」です。
このステップでは、家づくりの軸となる“目的や暮らしのイメージ”を固め、効率よく情報を集めるための方法を紹介します。
家づくりの目的と理想の暮らしを整理しよう
「とりあえず展示場に行ってみようかな…」
そう思う方も多いですが、展示場へ行く前にやるべきことがあります。
それが「理想の暮らしを思い描き、自分たちの家づくりの目的を明確にすること」です。

最初に“暮らしのイメージ”を固めておくと、後からブレない!営業トークに流されずにすむよ!
ハウスメーカーの資料請求がおすすめな理由
情報収集にはSNSや口コミも便利ですが、判断基準があいまいになりがち。
「私たちに合った家って何?」を知るためには、住宅会社の一次情報を見比べるのが一番です。
📦資料請求をおすすめする3つの理由
・各社のプランや間取り・価格感を「紙で見比べられる」
・要望を伝えると、見積もりや土地提案まで送ってくれるサービスもある
・「希望の言語化」ができて、自己分析の答え合わせにもなる
📚 もっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ👇!
▶ 各社まとめて無料で資料請求ができる一括資料請求サービスについてはこちら
※ 一括資料請求について詳しく解説しています。
▶ あなたに合う会社が見つかる!タイプ別ハウスメーカー診断はこちら
※ 診断するだけで「自分に合う住宅会社のタイプ」がわかります。
情報収集と自己理解は、家づくりの成否を分ける土台です。
今できる小さな一歩が、将来の後悔を減らします。今すぐ“希望の見える化”をしてみましょう。
ステップ②|ライフプランと資金計画を立てよう

家づくりは「いくらかけられるか」じゃなく「いくらかけても後悔しないか」
注文住宅を建てるときに欠かせないのが、現実的な資金計画と将来を見据えたライフプランです。
夢をカタチにするには、“今出せる金額”ではなく“無理なく返せる金額”をもとに計画することが大切です。
自己資金と借入可能額を把握する
最初にやるべきは、「使えるお金」と「借りられるお金」の把握です。
✅まずは自己資金をチェック
- 頭金として使える預貯金はいくらあるか?
- 家以外に使う予定(教育・車・老後資金など)はあるか?
✅借入可能額 ≠ 返済可能額
金融機関が「貸してくれる金額」と、自分たちが「無理なく返せる金額」は別物です。
年収・勤務年数・家族構成などをふまえて、月々の返済額から“返済総額”を逆算することが重要です。

“借りられるMAX”を前提にしちゃうと、後で生活がカツカツになるよ!“余裕を持って返せる金額”が家づくりの正解!
住宅ローンの基礎と固定・変動の考え方
借入金額が見えてきたら、次に考えるのは“住宅ローンの金利タイプ”です。
大きく分けて「固定金利」「変動金利」の2種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
🔍ざっくり比較:固定金利 vs 変動金利
比較項目 | 固定金利の特徴 | 変動金利の特徴 |
金利の安定性 | ◎:ずっと一定 | △:将来上がるリスクあり |
初期金利 | △:やや高い | ◎:低めに設定されることが多い |
将来の安心感 | ◎:返済計画が立てやすい | △:金利上昇で支払い増の可能性 |
👉 固定金利と変動金利の違いや選び方が気になる方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 住宅ローン固定vs変動 どっちを選ぶ?初心者が失敗しない判断ポイント
👉 家づくりの費用構成がイマイチわからない…という方は、こちらで内訳の具体例をチェックしておきましょう👇
▶ 注文住宅の予算オーバーはこう防ぐ!費用の内訳で見直す5つの賢い選択
「いくら借りられるか」でなく「いくらなら返せるか」を基準に。
金利タイプの違いも理解して、将来のリスクに備える。
この段階で“予算の軸”をしっかり決めておくことが、次の選択の精度を上げてくれます。
ステップ③|土地探しと条件整理

家を建てるには、まず「土地探し」が欠かせません。
でもいきなり物件サイトを眺めたり、不動産屋に飛び込んだりするのはおすすめできません。
土地選びで大切なのは、【理想の暮らしを描くこと】と【それが実現できる土地かどうかを冷静に見極めること】です。
具体的には、以下のような“現実的な条件”とのすり合わせが必要です👇
このステップでは、希望条件の整理に加えて、こうした現実的な条件をどう見ていくかも解説していきます。
エリア・学区・周辺環境の希望を明確にしよう
土地を選ぶには「どこに住みたいか」を具体的にしておくことが大前提!

“ちょっと不便でも土地が安いから”って妥協すると、あとで通勤や買い物がめっちゃストレスになることもあるから注意!
建築条件付き土地を選ぶときの注意点
土地探しでよく出てくる「建築条件付き土地」。でも、知らずに買うと後悔ポイントになることも。
✅ 見落としがちなポイント
・建築会社が指定されており、自由なプランが組みにくい
・契約の有効期限が短く、じっくり検討できないこともある
・「土地+建物セット価格」に見えて、実はオプション費用が多くかかることも…

建築条件付き土地は、「土地を契約してから○ヶ月以内に、指定された建築会社と建物の契約も結ぶこと」が条件になっているケースが多いよ。
この段階で「土地の軸」と「優先順位」を整理しておくことで、次のステップで“住宅会社をどう選ぶか”の判断がグッと明確になります。
ステップ④|住宅会社選びと比較

家を建てるうえで、どの会社と組むかは非常に重要な選択です。ですが、「ハウスメーカー?工務店?設計事務所?」と聞かれても、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。
それぞれの特徴を知ったうえで、自分たちの予算・理想・相性に合った会社を選ぶことが、後悔しない家づくりの第一歩です。
ハウスメーカー・工務店・設計事務所の違い
会社タイプ | 特徴 | 向いている方 |
ハウスメーカー | ブランド力・安定品質・大手の安心感 | 手間をかけず一定品質の家を建てたい方 |
工務店 | 地域密着・柔軟対応・価格もやや抑えめ | 自由度が欲しい、地元で建てたい方 |
設計事務所 | デザイン性・唯一無二の間取り設計 | 個性を出したい方、こだわり派の方向け |
それぞれにメリット・デメリットがあるため、「何を優先したいか」で選び方が変わってきます。
比較すべきポイントと判断のコツ
会社を比較する際は、価格だけで判断しないようにしましょう。後悔を防ぐには、以下の項目をセットで比較することが大切です。

価格だけで決めてしまうと失敗することもあります。提案の質や担当者との相性も、必ず確認しましょう!
もっと詳しく知りたい方はこちら👇
👉「自分に合う住宅会社がわからない…」という方は
▶ あなたに合うのはどのハウスメーカー?タイプ別診断と選び方のコツをご覧ください。
👉 住宅会社選びの注意点をさらに知りたい方は
▶ ハウスメーカー選びで失敗しない!注文住宅で後悔しないための8つの秘訣を参考にして下さい。
家づくりは、一緒に歩む相手選びから始まります。しっかり比較して、「この会社なら任せられる」と思えるパートナーを見つけましょう!
ステップ⑤|住宅展示場・モデルハウス訪問【営業マン対応術】

ここからはいよいよ、実際に住宅を“見て・感じる”ステップです。ですが、何の準備もせずに展示場を訪問してしまうと、見学のポイントがぼやけてしまったり、営業トークに流されてしまったりと、後悔することも。
このステップでは、展示場を上手に活用するための「見るべきポイント」と「営業担当者との接し方」について解説します。
展示場で確認すべきポイント
住宅展示場は「理想の暮らし」をイメージする絶好の場所です。ですが、見た目の華やかさに目を奪われてしまうと、現実とのギャップに気づけないまま契約してしまうことも。
標準仕様とオプションの見極めは、予算とのすり合わせにも重要な視点です。
営業マンとのやりとりで気をつけること
営業担当者との会話は、住宅会社の対応力や提案力を見極めるチャンスでもあります。
営業担当の中には「成績を上げたい」という気持ちから、やや押しが強くなる方もいます。本当にお客様のことを考えている担当者であれば、こちらの意向や不安を随時確認しながら話を進めてくれるはずです。
✅ やりとりのコツ
・「この設備は標準仕様ですか?」など、気になる点は遠慮せず質問しましょう。営業担当とのやり取りはスマホでメモを残したり記録しておくのがおすすめです
・その場の流れで決めず、「一度家族で話し合ってからご連絡します」と伝えて、必ず持ち帰って検討しましょう
・担当者の説明の丁寧さや受け答えの誠実さも、長期的な信頼関係を築くうえで大切な判断基準になります

実際に営業をしていると、こちらが「丁寧に説明しているつもり」でも、お客様からは“押しが強い”と感じられてしまうことがあります。だからこそ、迷ったときにはその場で判断せず、いったん持ち帰って家族で話し合う時間を取りましょう。
もっと詳しく知りたい方はこちら👇
▶ いきなり住宅展示場はNG!営業マンが勧める資料請求のススメと3つの理由
実際に足を運ぶと、頭の中だけでは見えなかった「現実」がはっきりしてきます。 「見たからこそ分かったこと」を大切にしながら、自分たちの理想とのすり合わせを丁寧に進めていきましょう。
ステップ⑥|プラン打ち合わせ・契約

ここからは、家づくりの理想を具体的なプランに落とし込む重要なフェーズです。
間取りや仕様を決めていくのはワクワクする反面、ここで気を抜くと予算オーバーや後悔につながるポイントも多いのが現実です。
実際、「もっと確認しておけばよかった…」という声はあとからよく聞くからこそ、この段階で冷静な判断が求められます。
このステップでは、契約前に確認しておくべきポイントや、見積もり・間取りで注意すべき点について詳しく解説します。
間取り・仕様・見積もりのチェックポイント
間取りや仕様は、“暮らしの動き”にフィットしているかを軸にチェックしましょう。プランが仕上がってくると、感覚的に「いいな」と思ってしまいがちですが、一度立ち止まって「本当にこれで暮らしやすいか」を冷静に考えることが大切です。

“想像以上に金額が増えた…”ってならないように、今こそ冷静に!見積もりの“内訳”は、しっかり見て判断しよう!
契約前にやっておくべき確認事項
契約書にサインする前には、細かな点まで納得しておくことが重要です。よくあるのが「契約してから聞いてなかった!」というトラブル。以下の点をしっかり確認しましょう。
✅ 確認すべきこと
・見積もりに含まれていない「追加費用」はどこまでか(外構・地盤改良など)
・設備・仕様の変更ができる期間と、変更にかかる費用の有無
・着工日と引き渡し予定日、そのスケジュールが守られなかった場合の対応(ペナルティ等)
・不安な点・理解できていない点を「聞きにくいから…」と曖昧にせず、必ず質問しておく

“まぁ大丈夫でしょ”って進めると、あとで地雷踏むこともある!不安はそのままにせず、全部クリアにしておこう!
「この見積もり、相場としてどうなんだろ…」と不安な方は、こちらで費用内訳と見直しの具体例を参考にしてください👇
▶ 注文住宅の予算オーバーはこう防ぐ!費用の内訳で見直す5つの賢い選択
プラン打ち合わせから契約までは、家づくりの分岐点です。焦らず、じっくり、後悔のない判断をしていきましょう。
ステップ⑦|着工〜引き渡し|工事現場チェック術!

プランも契約も終わって、いよいよマイホームの工事がスタート! ホッとひと息つきたくなるところですが、実はここからも家づくりの大切なステップが続きます。
この工程で「ちゃんと見ておけばよかった…」「あとから不具合が出てきた…」という後悔も少なくありません。 ここでは、工事中と引き渡し前にやっておくべきポイントを解説します。
工事中のチェックポイントと注意点
工事中は、現場に“任せきり”にせず、できる限り状況を把握しておくことが大切です。

現場に顔を出すことで、気になる点に早く気づけたり、より丁寧な施工につながる可能性もある。こまめなチェックが後悔を防ぐ第一歩!
内覧会での確認と引渡しの流れ
建物が完成すると、いよいよ内覧会(竣工検査)です。ここでは細部までしっかりチェックを行い、修正が必要な箇所があれば指摘します。
✅ 内覧チェックのポイント
・傷・汚れ・クロスのめくれ、建具や窓の動作などを目視&動作確認
・床の軋み、コンセント・スイッチの位置、設備の作動確認
・気になる箇所はすぐメモ&写真撮影(引き渡し後では対応が遅れることも)
・チェックリストを使って、抜け漏れなく確認するのが安心!
📌 内覧→指摘箇所の修正→必要に応じて再チェック→引き渡し という流れです。

“ここまで見なくていっか…”って流すと、あとでめっちゃ後悔することになる!遠慮せずじっくり確認しよう!
もっと詳しく知りたい方はこちら👇
▶ 注文住宅の建築中に多いトラブル実例&防ぐための7つの注意点【体験談あり】
家が建つまでの最後のステップこそ、気を抜かずに確認を徹底することが大切です。 「見に行ってよかった」「気づけてよかった」と思えるように、最後まで納得のいく家づくりを進めていきましょう。
まとめ|家づくりは「順番」と「準備」がカギ!

焦らず一歩ずつ進めることが成功への近道
家づくりにはやることがたくさんあります。
情報を集め、決断を重ねていく中で、不安や迷いが出るのはごく自然なことです。
でも、正しい順番でしっかり準備を進めていけば、不安は少しずつ解消されていきます。
大切なのは、焦らずに「今できること」を一つずつ進めること。
そして、自分だけで抱え込まず、家族と一緒に考えていくことです。
迷ったときは、この記事に戻ってきてください
このブログでは、各ステップの詳しい解説やチェックポイントをまとめています。
「次に何をすればいいのか分からない…」と感じたときは、この記事をガイドとして活用してください。
📚 さらに理解を深めたい方は、こちらの記事もおすすめです👇
▶ [注文住宅の予算オーバーを防ぐ5つの賢い選択]
▶ [住宅会社のタイプ診断で、自分に合う会社を見つける]
▶ [一括資料請求の上手な使い方と注意点]
あなたの家づくりが、理想の暮らしへの第一歩となりますように。
このブログが、不安を少しでも軽くし、前向きな一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
理想の住まいづくりが、ご家族にとってかけがえのない時間と未来につながることを心から願っています。
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