「やっと家づくりが進み出した!」
そう思ったのも束の間、実は注文住宅の建築中には、想像以上にトラブルが起こるって知っていますか?
施工ミス、工期遅延、仕様違い…。
一生に一度のマイホームづくりで、こんなトラブルに巻き込まれたら、誰だってショックですよね。
しかも、これらのトラブルは「もっと早く気づいていれば防げた」 ってケースが、実はめちゃくちゃ多いんです。
どれだけ準備をしても、実際に工事が始まると
「こんなはずじゃなかった」
「どうしてもっと確認しなかったんだろう」
と後悔する人は後を絶ちません。
でも大丈夫です。
建築中に起こりがちなトラブルのパターンを知っておくだけで、防げるリスクはぐっと減らすことができます。
を、まとめてわかりやすく解説していきます!
- 建築中に起こりがちなトラブルを事前に知って対策できる
- 現場でミスや問題に気づくための「チェックポイント」がわかる
- 完成後に後悔しないために、今すぐできる具体的な行動が見つかる
家づくりは、人生でも特別なイベントのひとつ。
後悔しないために、いま知っておくべきことを一緒に押さえていきましょう!
注文住宅の建築中にトラブルが起こる理由とは?

家づくりが始まると、誰もが「このまま順調に進んでほしい」と願います。
でも実は、建築中のトラブルって意外と多いんです。
たとえば、
- 施工ミス
- 工期の遅れ
- 設備や仕様の違い
こうしたトラブルが、完成直前に発覚することも珍しくありません。
「うちだけは大丈夫」と思っていると、後で大きなショックを受けるかもしれません。
なぜ、こんなことが起こるのか?
このパートでは、主な原因を解説していきます。
建築は「人」が作業するからミスゼロはありえない
注文住宅の現場では、どれだけ実績のあるハウスメーカーでも、実際に作業を行うのは「人間」です。
つまり、どれだけ注意を払っていても、ヒューマンエラー(人的ミス)を完全になくすことはできない、というのが現実です。
たとえば、実際によくあるミスとしては…
- 断熱材の入れ忘れ
- 窓サッシのサイズ・位置が違う
- 電気配線ルートのズレ
「えっ、そんなミスって本当にあるの?」
…と驚くかもしれませんが、現場ではこうした小さなトラブルが、 珍しいことではないのです。
特に怖いのは、完成間際になってから問題が発覚するパターン。
壁や床を仕上げた後に気づいても、「もう手遅れ」というケースもあり得ます。
家づくりを成功させるためには、「プロに任せているから大丈夫」ではなく、「自分の家だからこそ、自分も現場に目を向ける」この意識が必要不可欠です。
契約段階で甘い認識がトラブルを招く
家づくりを進めるとき、最初の大きなハードルが「契約」です。
この段階でしっかり確認しておかないと、建築中に思わぬトラブルに巻き込まれるリスクが高くなります。

私は最初、大手工務店で検討していました。契約寸前まで進みましたが、結果的に別の選択をしました。
いま思えば、どんな会社でも、契約前にしっかり確認することが本当に大事だったなと感じます。
契約段階でありがちな甘い認識には、こんなものがあります。
- 有名な会社だから安心
- 営業担当者が信頼できそうだから大丈夫
- 細かい仕様はあとで確認すればいい
しかし、これらの考え方は非常に危険です。
たとえば、
こうした「小さなズレ」が、建築中に「こんなはずじゃなかった…」という大きなトラブルを引き起こします。
家づくりは、始まったらもう後戻りできません。
契約のときこそ、細かいところまで疑うくらい慎重に進める。
これが、建築中のトラブルを防ぐ最大のカギです。
「契約前に“どんな会社と組むか”で、その後の家づくりの安心感は大きく変わります。
特に初めての方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。」
建築中は施主も「受け身」になりやすい罠
家づくりの契約を終えると、
多くの人は「これであとはプロに任せておけば大丈夫だろう」と思いがちです。
もちろん、工事そのものはプロに任せるしかありません。
でも、完全に任せきりにするのは、非常に危険です。
💬【吹き出しコメント】

最初は、「現場はプロに任せるもの」と思っていました。
でも実際に現場を見に行くと、「学校の授業参観で、先生って保護者が見学に来てたら、いつもより緊張してるな」そんな光景に似てるなって思いました。笑
現場に顔を出すだけで、施工の丁寧さや意識が明らかに変わります。
現場には、何十棟もの建築プロジェクトを掛け持っている監督さんや職人さんたちがいます。
正直、「声をかけてくる施主さん」ほど、現場でも意識して注意深く対応されるという現実があります。
「家づくりはプロに任せておけば安心」——そう思っていませんか?
でも実は、その“受け身の姿勢”は契約前からすでに始まっていることが多いんです。
とくに、「とりあえず展示場に行ってみよう」という流れでスタートすると、そのまま主導権を業者に握られたまま進んでしまいがち。
▶展示場に行く前に知っておきたい、“主導権を握る家づくり”の始め方はこちら
実際、現場を「任せきり」にすると、こんなリスクも……
- 小さなミス(材料の違いや施工順ミス)に気づかれにくい
- 連絡ミスによる仕様間違いが放置される
- 重要なタイミングで施主確認が飛ばされる
つまり、 「施主が現場に関心を持っているかどうか」が、 トラブル発生率に直結するということ。
家づくりは、「一緒に作る」という意識が大切です。
任せるべきところは任せつつ、 自分でも現場を見守ることで、 満足のいくマイホームにぐっと近づきます。
実際にあった建築中トラブル【リアル体験談】

家づくりでは、事前にしっかり打ち合わせしていても、現場では予期せぬトラブルが起こることがあります。
ここでは、実際にあった建築中のトラブル事例を紹介します。
どれも他人事ではないので、ぜひ自分の家づくりにも役立ててください。
【トラブル事例①】完成見学会で発覚した外壁汚れ問題
完成見学会のとき、 お施主様から 「外壁が汚れている」と指摘を受けたケース。
外壁材は黒ベースのマット系デザインで、 特に汚れが目立ちやすい素材だったこともあり、
結果的に外壁材を全面張り替えることになりました。

私が以前勤めていた会社で起きた実際のトラブルです。
黒系マット外壁は、施工時のちょっとした手垢やホコリでも目立ちやすく、想像以上にシビアな管理が必要でした。
【トラブル事例②】仕様変更の伝達ミス
契約後に、 「窓の位置やサイズを変更したい」と要望を出していたのに、現場に正しく伝わっていなかったケース。
このとき、打ち合わせは基本的に設計士とだけ行っていて、 現場監督や職人さんたちへの情報共有がうまくできていなかったのが原因でした。
結果、 施工が進んだあとにミスが発覚し、壁が立ち上がった時点で「変更できない」と言われてしまったのです。

設計士さんとの打ち合わせだけで安心してたら、現場と情報がズレたまま進んでた…。
営業の自分も、もっと早く現場伝達をチェックできてたら…と強く反省しましたね。
【トラブル事例③】クロスの汚れ問題
引き渡し時、 天井クロスに作業中に付着したと思われる汚れが残ったままの状態で、そのまま引き渡しになってしまったケース。
💬【吹き出しコメント】
これは私自身が家づくりで経験したトラブルです。
天井クロスの汚れ、入居後しばらくしてから気づきました。
家具も家電も入った後やし、「まぁ、もういいか」って…今もそのまま残ってます。笑
✅ 防止策
→ 引き渡しチェックのときは、天井・壁・床、すべての面を角度を変えてじっくり見る
→ 特に天井など、普段見上げない場所は見逃しがちなので要注意!
→ 少しでも気になる汚れや傷は、その場ですぐ担当者に伝える!
【トラブル事例④】床の傷トラブル
無垢材を使用していたこともあり、 もともと傷がつきやすい床材だったのですが、 引き渡し後によくよく見たら、 パテで補修した跡がちらほら(傷を埋めるための補修材)見つかることに気づきました。
当初は気づかず、家具や家電の搬入も進んだあと。
張り替えをお願いするには遅すぎたため、「まぁ、仕方ないか」と受け入れることにしました。

これは私自身の家づくりで経験したトラブルです。
引き渡し直後は気づかなかったんですが、住み始めてから「あれ?ここパテ跡あるじゃん…」って発見しました。笑
でも今では、子どもが元気につけた小傷だらけで、パテ跡なんて気にならなくなりました。苦笑
建築中トラブルを防ぐための7つの注意点

家づくりでは、どれだけ丁寧に進めても、工事中に思わぬトラブルが起きる可能性はゼロではありません。
でも――
よくある失敗パターンや、「ありがちな油断ポイント」をあらかじめ知っておくだけで、 多くのトラブルは未然に防ぐことができます。
ここでは、実際の現場で見てきた経験をもとに、 施主としてできる“7つの具体的な対策”を、わかりやすくご紹介します!
① 施工中も定期的に現場見学に行く
工事が始まると「プロに任せておけば大丈夫」と思いがちですが、 施主が現場に顔を出すだけで、現場の空気はピリッと引き締まります。 週1回の現場訪問が理想です!

顔出すだけで「この施主さん、ちゃんと見てるな」って思わせる効果アリ!
② 不明点はすぐ確認&記録を取る
「あとで聞こう」と思ってるうちに、 工事がどんどん進んで確認できなくなることも。
疑問に思ったら即聞く!そしてそのやりとりは記録して残す!

モヤッとしたまま放置するのが一番ダメ!
③ 図面・仕様書はコピーして常に持つ
「どこに何が入る?」「この仕様ってどうだった?」という確認は、いつでもすぐ見返せる状態が理想。
紙ベース・スマホ保存の両方あるとさらに安心!

現場でサッと図面を出せると、「この人、ちゃんと把握してるな」って思われる。
対応も自然と丁寧になるし、言いたいことも伝えやすくなるよ!
④ 進捗確認は口頭でなく「写真・書類」で
「言った言わない」や「聞いた気がする」はトラブルのもと。
進捗報告はなるべく写真や資料で“見える化”してもらうようにしましょう。

記録があると「確認した・されてない」の争い、激減だよ!
⑤ 担当者(営業・監督)と週1連絡を取る
こまめな連絡は、伝達ミスや認識違いを防ぐ大きなカギになります。
「今週の進捗どうですか?」と軽く確認するだけでもOK!
LINEやメールなど、気軽な手段でやり取りを習慣化しておくと安心です。

「連絡多い=面倒」じゃなくて、「この人ちゃんと見てるな」って思われるポイントになるよ。
理想は週1ペース、気になることがあったらその都度聞ける関係がベスト!
⑥ 雨養生・資材置き場の状態もチェックする
見落としがちなポイントだけど、 現場の雨養生や資材の置き方を見れば、その現場の丁寧さがわかる。
養生シートが乱れていたり、資材がむき出しのままだと要注意!

資材が雑に扱われてたら、他の部分も要チェック!
⑦ 引き渡し直前は必ず「内覧チェックリスト」で点検する
最後の仕上げこそ、後悔を防ぐ最重要タイミング!
気になる点は遠慮せず、その場で全部言いましょう。
内覧チェックリストを活用すれば、見落としを防げます!
「内覧ってどこを見ればいいの?」と不安なあなたへ。
初めてでも安心してチェックできるように、現場で使える内覧チェックリスト(PDF)を無料で用意しました!印刷してそのまま持参できます。

遠慮せず言う勇気!ここが人生最大の“仕上げチェック”!
建築中に不安を感じたらどうする?【対応策】

家づくりの最中、「このままちゃんと進むのかな?」「なんかちょっと変じゃない?」
そんな“モヤモヤ”を感じる瞬間って、実は誰にでもあります。
特に建築が進んでいく中で、現場の様子を見たり、SNSで他人のトラブル体験を目にしたりすると、
「うちも大丈夫なんかな…」と急に不安になることも。
でも大丈夫。
不安なときこそ、冷静に状況を確認し、正しく対応することで多くの問題は未然に防げます。
このパートでは、不安を感じたときに施主としてできる“3つの対応策”をわかりやすく解説します!
冷静に事実を整理する
建築中に「え?これ大丈夫…?」と感じたとき、いきなり感情的になってしまうと、かえって状況がこじれてしまうことがあります。
たとえば――
- 思っていた位置と違う場所に窓がついている
- 工事が止まっていて、進んでいないように見える
- 資材が雨ざらしになっていて心配になる
こんなときこそ、まずやるべきことは【事実の整理】です。
“感情”ではなく“事実”にフォーカスすることで、冷静に状況を整理でき、相手とのコミュニケーションもスムーズになります。

「あれ?なんか変かも?」と思ったら、まずはスマホで写真を撮っておこう!
現場は“動く”から、記録しておかないと比較もできないよ。
まずは住宅会社の窓口に相談
不安や疑問を感じたとき、まず最初にやるべきは「直接、住宅会社に相談すること」です。
現場で何か気になることがあっても、「クレームっぽくなるかも…」「こんなことで聞いてもいいのかな?」と遠慮してしまう方もいます。
でも、遠慮はNG!
そのまま放置すると、大きなトラブルに発展するリスクもあるからです。
住宅会社には、営業担当や現場監督など、相談窓口になる人が必ずいます。
気になったことは、できるだけ早めに、具体的に伝えることがポイントです。

“ちょっと心配なだけなんですけど…”って言い方でOK!
トラブルになる前に聞いてくれる人=いい施主さんだよ!
第三者機関(建築士相談・住宅診断)を検討する
住宅会社に相談しても、モヤモヤが解消されない――
そんなときは、“第三者のプロ”に相談するという選択肢もあります。
とくにおすすめなのが、中立的な立場でアドバイスしてくれる専門家への相談です。
「プロに見てもらったら安心できた」
「住宅会社に伝えるとき、“第三者の意見”があって説得力が増した」
という声も多く、“最終手段”ではなく“保険”として活用するのがポイントです。

専門家の“第三者の目”が入るだけで、対応が一気に変わることもあるよ!
まとめ|トラブルは防げる!”見て、聞いて、動く”が家づくり成功のカギ

家づくりは、完成してからの後悔ではもう遅い。
建築中のミスやトラブルを防ぐには、「見て、聞いて、動く」施主の行動がカギになります。
こうした一つ一つの意識が、“後悔のない家づくり”につながっていくんです。
📌トラブルを未然に防ぐ“最初の一歩”とは?
建築中のトラブルの多くは、間取りや仕様、見積もりの認識ズレが原因です。
つまり、家づくりの“最初の段階”でどれだけ具体的に内容を把握できるかがめちゃくちゃ重要。
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- 仕様や費用感の“ズレ”を事前にチェック
- 施主・住宅会社の「認識違い」によるトラブルを防げる!
「どこから手をつければいいかわからない」そんな方ほど、まず“比較”から始めるのが安心への第一歩です。
あなたの家づくりが、トラブルなく笑顔で完成しますように!
迷ったときはこの記事を読み返して、冷静に“見て・聞いて・動く”を意識してみてください👍
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