「タマホームって安いって聞いたけど、実際いくらかかるんだろう?」
そんなふうに気になっている方も多いのではないでしょうか。
ネット上では「坪単価30万円台で建てられる」という声も見かけますが、実際にはオプションや諸費用を含めると、想像以上に費用がかかるケースも少なくありません。
✅ まずは結論から!
- タマホームの本体価格は、30坪で約1,5000万円〜/40坪で2,000万円〜が目安。
- でもこれは“建物だけの価格”です。
- 外構・地盤改良・設備のグレードアップなどを含めると、
➡️ +300〜600万円ほど増えることも多いのが実情です。
この記事では、タマホームの費用のリアル(本体+オプション+諸費用)と、見積もりで特に注意すべき“見落としやすいポイント”を、具体例つきでわかりやすく解説します!
この記事を読めば、タマホームで「いくらかかるのか?本当に自分に合ってるか?」がわかります。
家づくりの第一歩、まずは正しい情報を知ることから始めましょう!
タマホームってどんな会社?特徴と実績をざっくり解説
注文住宅を検討していると、タマホームの名前を一度は目にするのではないでしょうか?
「価格が安いって聞くけど、実際どうなの?」「ちゃんとした会社なの?」と気になる方も多いはず。
ここでは、タマホームの基本情報・実績・選ばれている理由をわかりやすく解説します。
創業年・年間棟数・平均価格などの基本データ
項目 | 内容 |
創業年 | 1998年(平成10年) |
累計引渡棟数 | 約14万棟(2021年時点) |
年間棟数 | 約1万棟(2023年実績ベース) |
平均価格帯 | 約1,900〜2,200万円(延床30〜35坪想定) |
本社所在地 | 東京都港区 |
展開エリア | 全国(沖縄除く) |
特徴 | ローコスト注文住宅/標準仕様が明快/直接施工管理でコスト圧縮 |
タマホームの最大の特徴は、「良質な住宅を、より安く提供する」というローコスト戦略にあります。
一般的なハウスメーカーと比べて価格を抑えられている理由は、直接施工管理・大量仕入れ・独自の物流体制といった仕組みによるものです。
実際に、全国で毎年1万棟以上の家を建てており、ローコスト住宅を選ぶ人にとっては“よく知られた選択肢のひとつ”となっています。
さらに最近では、価格だけでなく耐震性や断熱性などの性能も強化されており、「安いけどしっかりしている」と感じる人も増えています。

“ローコスト”といっても、これだけの実績と全国展開があるのは正直すごいですね。
安さだけでなく、“仕組みで勝負している会社”だと感じます。
どんな人に選ばれてる?主な顧客層と傾向
タマホームが選ばれているのは、主に以下のような方です
- 20〜40代の若いファミリー層
- 初めて家を建てる方
- コストを抑えながらも、自分たちらしい間取りにこだわりたい方
- 建売では叶わない“ちょっとした理想”をカタチにしたい方
中でも「土地と建物をセットで2,500万円以内に収めたい」といった、価格に敏感な層からの支持が特に強いのが特徴です。
また、タマホームは商品ラインナップやオプションが明快で、打ち合わせの回数も比較的少なめ。
そのため、「手続きが多すぎると不安」「とにかくわかりやすく進めたい」と考える方にも合いやすい傾向があります。

タマホームは「価格と自由度のバランス」で選ぶ人にピッタリ。
細部に強いこだわりがある人は、やや物足りないかも。
構造・工法・性能はどう?見えにくい部分をチェック
家のデザインや価格が気になりがちですが、実は家の“中身”こそ住み心地を左右する大事なポイント。
タマホームでは「地震に強い」「断熱性がしっかり」って聞くけど、実際どうなの?
このパートでは、できるだけわかりやすく、見えにくい部分をチェックしていきます!
採用されている工法と耐震・断熱性能の基本
項目 | タマホームの標準仕様(※一部モデル例) | 補足ポイント |
工法 | 木造軸組+剛床工法 | 地震の揺れに強い構造 |
耐震性能 | 耐震等級3(※主要モデル) | 避難所基準と同レベル |
断熱等級 | 等級5〜6(地域・商品により変動) | 仕様はモデルごとに要確認 |
窓の仕様 | Low-Eペアガラス(標準) | 寒冷地モデルはトリプルも選べる |
換気方式 | 第3種換気(自然吸気+機械排気) | 上位モデルで第1種換気あり |
商品シリーズによっては断熱材やサッシのグレードが異なるため、「同じタマホーム」でも性能に差が出る点は知っておきたいところです。

耐震性能は文句なし。ローコスト系でもここまで備えてるのは頼もしい。
ただ、断熱や窓の仕様はグレードによって違うから、「この商品では何が標準か?」をきちんと確認するのが大事です。
標準仕様でどこまで対応?注意したい性能の“ポイント”
家づくり初心者にとって、「標準仕様=十分な性能」と思いがちですが、実は、タマホームの“標準”には、見落としやすいポイントがあります。
特に断熱性や窓のグレードは、基本仕様だと「最低限クリア」というラインで、快適性を求めるならアップグレードが前提になるケースも少なくありません。
✅ 覚えておきたい“標準のポイント”
項目 | 注意ポイント |
断熱材の厚み・種類 | 壁はグラスウール(14K・105mm程度)が基本。寒冷地では厚み不足になるケースも |
窓まわり | 標準はLow-Eペアガラスのみ。気密・断熱を高めたいなら樹脂サッシやトリプルガラスが必要 |
換気システム | 多くの商品は第3種換気(自然吸気)。温度管理や空気質を重視する人には物足りないかも |
屋根断熱・床断熱 | モデルによってグレード差あり。上位モデルでようやく等級6クラスに届くレベル |

「標準仕様」と聞くと安心しがちですが、実際は“最低限の性能”というケースも少なくありません。
特に寒冷地に建てる方や、断熱・気密にこだわりたい方は、パンフレットの仕様書をしっかり確認することが大切です!
坪単価と費用感の目安は?“本体価格”に惑わされるな!
「タマホーム=安い!」というイメージを持っている方も多いかもしれません。
実際、広告に出ている坪単価や本体価格はかなり魅力的に見えます。
でも注意してほしいのが、“本体価格だけでは家は建たない”という点。
ここでは、坪単価の目安や費用に関する考え方を整理しながら、「どこまでが標準で、何が別途になるのか?」をわかりやすく解説します!
坪数別・本体価格の目安表(30〜40坪想定)
タマホームは“ローコスト住宅”として知られていますが、その価格の中身をきちんと理解しないと、後から「思ったより高かった…」となりがちです。
ここでは、タマホームの代表的な商品をもとにした、坪単価と本体価格の目安をまとめました。
目安として把握することで、資金計画のズレを防ぐのに役立ちます。
📊 坪数別・本体価格の目安表(※本体価格のみ、付帯・外構除く)
坪数 | 坪単価(目安) | 本体価格(目安) | 備考 |
30坪 | 約50〜65万円 | 約1,500〜1,950万円 | 商品やエリアで差がある |
35坪 | 約50〜65万円 | 約1,750〜2,275万円 | 地盤改良・寒冷地仕様は別途 |
40坪 | 約50〜65万円 | 約2,000〜2,600万円 | オプション次第で変動あり |
タマホームの本体価格は魅力的に見えますが、実際にはオプション費用や付帯工事、外構などで予算が大きく変動するケースも少なくありません。
こうした「予想以上の出費」を防ぐためには、あらかじめ費用全体を把握し、予算を組むコツを知っておくことが重要です。
👉 注文住宅の予算オーバーはこう防ぐ!費用の内訳で見直す【5つの賢い選択】

一見「この金額で家が建つんだ!」と思うかもしれませんが、実際には数百万円の追加費用がかかるのが一般的です。
「本体価格=家の完成価格」ではないという点は、必ず頭に入れておきましょう!
標準仕様に含まれるもの/含まれないもの一覧
タマホームの「本体価格」には、あらかじめ含まれているものと、追加費用がかかる“別途項目”がはっきり分かれています。
ここでは、標準仕様に含まれるものと含まれないものを一覧で整理しておきます。
「安いと思ってたら、オプションだらけで費用が膨らんだ…」という失敗を防ぐためにも、事前チェックは必須です。
✅ 標準仕様とオプションの代表例
項目 | 標準仕様に含まれる? | 備考・注意点 |
基礎工事 | ✔ 含まれる | ベタ基礎が基本仕様 |
外壁(サイディング) | ✔ 含まれる | 色やデザイン変更はオプション |
屋根材(スレート) | ✔ 含まれる | グレードアップ(瓦・ガルバリウム等)は別途 |
システムキッチン | ✔ 含まれる | 上位モデルや食洗機はオプション対応が多い |
浴室・洗面・トイレ | ✔ 含まれる | 標準はシンプル仕様。グレード差に注意 |
照明・カーテン | ✘ 含まれない | 基本は施主手配 |
エアコン・家具 | ✘ 含まれない | 全室エアコン付きにはならない |
外構・駐車場まわり | ✘ 含まれない | 門柱・フェンス・アプローチなどすべて別途 |
地盤改良費 | ✘ 含まれない | 調査結果により大きく変動する |
屋外給排水工事 | △ 商品・条件により異なる | 地域や敷地条件によって追加費用が発生しやすい |

付帯・外構・設備は別途が基本。
見積書をもらったら、“本体価格に含まれない費用”を必ずチェックしてください!
オプション費用で“跳ねる”パターン3つ
タマホームは本体価格が明確で、標準仕様でも一定の設備が揃っています。
しかし、こだわりや生活スタイルに合わせて仕様を変えていくと、オプション費用が大きく膨らむことも。
ここでは、実際によくある「予算オーバーの3大パターン」を紹介します。
予算をしっかり守るために、ぜひチェックしておきましょう!
🔍 よくあるオプション費用の“跳ねる”原因
① 仕様変更(グレードアップ)
「せっかくだし、ちょっといいやつにしよか…」の積み重ねが危険⚠️
キッチン・お風呂・外壁・床材など、標準でも使えるが、デザインや質感にこだわるとオプション扱いに。
② 設備追加・間取り変更
標準プランから間取りを変更したり、収納を増やしたりすると追加費用が発生。
また、食洗機・浴室乾燥機・宅配ボックスなどの設備追加もすべてオプション対応が基本。
③ 外構・付帯工事の抜けモレ
見積もりを見たときに「えっ、外構費って別なの⁉︎」となる人が多いパート。
駐車場・門柱・フェンス・アプローチ・ポスト…外回りだけで100〜200万円かかるケースも普通です。

本体価格が安く見えても、こだわるほど費用は一気に跳ねます。
特に「見積もりに含まれていない部分」は、予算オーバーの原因No.1。
打ち合わせでは毎回、「これは標準?オプション?」と確認するクセをつけましょう!
タマホームはどんな人に向いている?向かない人は?
家づくりでは「どんな家を建てるか」以上に、「どんなスタイルの会社と組むか」が満足度を左右します。
いくら価格が安くても、進め方や考え方が合わなければ、あとで「なんか違った…」と後悔することにもなりかねません。
ここでは、タマホームがどんな人に向いているか・向かないかを具体的に整理します。
自分たちの家づくりスタイルと照らし合わせて、判断のヒントにしてください。
向いている人の特徴3つ

「価格とスピード感のバランスを重視したい」という方には、タマホームは非常に相性が良いです。家づくりにすべての理想を求めすぎず、“ある程度の割り切り”ができる方ほど満足度が高くなる傾向があります。
向いていない人の特徴3つ

家づくりに“とことんこだわりたいタイプ”の方は、タマホームよりも柔軟な提案ができる中堅メーカーや工務店の方が合うかもしれません。
自分の価値観と重ねて、じっくり見極めていきましょう!
口コミ・評判まとめ|リアルな声と“後悔しないための視点”
家づくりを考えるとき、実際に建てた人の声ほど参考になる情報はありません。
タマホームは知名度の高いハウスメーカーだけあって、口コミもかなり多く集まっています。
ここでは、「良かった」という声と「後悔した…」という声の両方を整理し、そのうえで“どうすれば後悔を防げるか”という視点も一緒に見ていきましょう。
良い口コミと高評価のポイント
【満足レビュー】
実際に住んでますが、地震のときも全然揺れに強くてビックリ!価格が安いからって耐震性に不安があるわけじゃないと実感しました。
引用元:みん評
決め手はやっぱり価格の安さ!最初は「壁が薄い」なんて噂も気になってましたが、展示場を見て不安は解消されました。
引用元:みん評
やっぱり他社と比べると価格は圧倒的に安いと思います。実際の施工は下請けなので、どこで建ててもそこまで差がないと感じました。コスパ重視の方にはおすすめです。
引用元:みん評

タマホームは“コスパ重視”の人からの評価がとくに高い!
最初から「全部を求めすぎない」前提で進めると、満足度も上がりやすい!
悪い口コミ・後悔した人の声と注意点
【辛口レビュー】
契約後にどんどん費用が追加されていき、「後から後から上がる金額」に不信感が募りました。事前に細かく確認していたつもりだっただけに残念でした。
引用元:みん評
引き渡し後も未完了の箇所があり、2週間経っても連絡なし。契約後に営業の態度が変わったのもショックでした。
引用元:みん評
資金計画書もいい加減で、費用は打ち合わせのたびに増えていき「決して安くはなかった」というのが正直な感想です。
引用元:みん評

営業や施工の質は“担当者によって当たり外れ”があるのも事実。
契約前に「どんな監督がつくか」「対応体制はどうか」を聞いておくと安心!
✍️口コミをまとめると…
タマホームは「コスパ重視・こだわりすぎない」人からの評価が高い一方で、「対応のバラつき」や「見積もりのギャップ」に注意すべきという声も多め。
👉「価格」と「対応力」の両面をしっかり見極めるのが後悔しないコツです。
他社と比べてどう?価格・仕様の比較ポイント
ハウスメーカー選びでは、「価格」と「仕様」のバランスを見極めることがとても大切です。
ここでは、タマホームを軸にしながら、同価格帯の人気メーカーと比較していきます。
競合例(ヤマダレオハウス/アイフルホーム/アキュラホーム)との違い
項目 | タマホーム | ヤマダレオハウス | アイフルホーム | アキュラホーム |
坪単価 | 約50〜65万円 | 約43〜57万円 | 約40〜75万円 | 約50〜85万円 |
平均価格帯(30〜35坪) | 約1,900万〜2,500万円 | 約1,600万〜2,050万円 | 約1,900万〜2,300万円 | 約2,100万〜2,800万円 |
自由度 | 中(制限あり) | 中(企画型中心) | 中〜高(提案型・建築士) | 高(完全自由設計に近い) |
標準仕様の質 | 中〜やや高 | 中 | 中〜やや高(断熱高評価) | 高(断熱・ZEH対応強み) |
保証体制 | 最長30年(条件あり) | 最長30年(延長制度あり) | 最長30年(FCにより差あり) | 最長60年(長期保証が強み) |

「安い=性能が低い」とは限らない!でも、安くて自由度が高いメーカーは少ない。
自分が重視するのは“価格”?“性能”?“自由度”?それによって選ぶメーカーは大きく変わってくる!
比較する時に見ておくべき3つの軸
「どの会社も似たようなこと言うし、結局どこがいいかわからない…」
そんな人は、次の3つの視点で冷静に比べてみましょう👇
✅ ① 総額費用(本体価格+付帯工事+諸費用)
- 坪単価だけ見ても意味なし!
- 外構・地盤改良・オプションなどを含んだ総額ベースで判断
✅ ② 標準仕様の中身
- 同じ価格帯でも、「どこまでが標準?」はバラバラ
- 特にキッチン・断熱・窓サッシは要チェック!
✅ ③ 営業・設計担当者の対応
- 最終的には「人」で決まる
- 質問にしっかり答えてくれるか、提案に根拠があるかも見逃さずに!

迷ったら「断る理由がないか?」で比較するのがコツ。
「この会社にはここが不安…」って感じるなら、その直感はだいたい正解!
🔍 タマホーム検討中の方へ|まずやるべきことは?
「気になるけど、自分たちに合ってるか不安…」
「他社とどう違うのかも見てみたい…」
そんなときは、プロの提案をまとめて比べられる無料サービスを使うのがおすすめです。
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タマホームを含む複数の住宅会社から、実際のプランや費用感を取り寄せられるから、「見積もりで後悔したくない」人にはピッタリの方法です。
まとめ|タマホームで後悔しないために“必ず知っておきたいこと”
タマホームはコストパフォーマンス重視で家を建てたい方にとって、有力な選択肢のひとつです。
ただし、「安いから」で即決すると、思わぬ後悔を招くことも。
この記事でお伝えしたポイントを振り返ると──
一方で、高気密・高断熱や自由設計のこだわりが強い方には、他社との比較が必要です。
💡 次にやるべき行動は?
「気になるけど、自分たちに合うかどうか不安…」
そんなときは、他社との比較を通じて“納得できる判断軸”を作るのが大事!
📌 比較時のポイントはこちら👇
- 標準仕様とオプションの違い
- 見積もりの明瞭さ(諸費用の内訳)
- 担当者の対応・信頼感
家づくりは、金額以上に“納得できる選択”ができたかどうかが大切です。
そのためにも、焦らずじっくり比較して「自分たちにとってのベストな1社」を見つけてくださいね!
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